1/28は父の命日でもあり
誕生日でもある
2月の地元の公演が決まり
挨拶まわりをした時に
「あなたのお父さんから踊りを
教しえて貰いました」
という話を何人かの方から
伺った
父と母は
昔、東京の劇団で出会い結婚
そして地元に帰っては
父は働く傍ら
青年団の人達に踊りを
教えたりしていた
幼心に青年団の演し物の後に
父が舞台に呼ばれて
挨拶する姿を見て
誇らしく思った記憶がある
人形劇団なども作って
活動をしていたり
とにかくそういう事が
本当好きだったんだろうな
今この歳になって
お酒を飲みながら
芸事について
語り合ったら面白かっただろうと思う
父が亡くなったのは
小学生の時だから
もう何年の月日が経ったのか
数える事も難しくなった
でも思い出は
色褪せる事は無い
本当優しくて
楽しくて
でも怒ると恐い父だった
こうやって自分が東京に出て
歌い続けているのも
何か運命的なモノを感じる時もある
自分は
ずっとあの大きな背中を
追いかけているのだ
そう、今日はあなたを思い
ありがとうとおめでとうを
伝える日です